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Firenze > Pisa > Cinqueterre

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国境付近のサービスエリアにて

国境付近のサービスエリアにて

5月16日 国境を超えた後の休憩ポイントのサービスエリアにあったグリコ。 ディジョンを出てしばらくして、前後不覚に眠り込んでしまった。その間に国境越え。相方によるとゲートのようなところ通過して、いろは坂のような山越えをしたとのこと。

ミラノ郊外バスターミナル、ランプニャーノ。

ミラノ郊外バスターミナル、ランプニャーノ。

いつものことになってしまったが、チケット記載も事前アナウンスもなく、ここでいきなり乗換。ターミナルはやたら汚い。この光景がミラノの唯一の印象となってしまった。出発するとすぐにミラノ万博の会場が見えた。

ボローニャバスターミナル

ボローニャバスターミナル

次はここで停車。下車する人もいるので、すわ乗換か?と身構えるも、フィレンツェ行きの人はこのままで良いとのこと。でもなかなか発車しない。身振り手振りと会話本イタリア語で英語NGの運ちゃんに聞き、実は1時間停車だったことがわかったのが発車15分前。仕方なく近くのジェラート屋でジェラートを買って、わずかながらのボローニャ体験とする。でも美味かったよ。ジェラート。 それにしてもここでの長時間停車がなぜだったのか、今もって謎。

フィレンツェ駅

フィレンツェ駅

途中の車窓からは水田が見え、ああイタリアに来たんだなぁと実感する。 市内の渋滞を抜け、12時半ごろフィレンツェ到着。

わずか4時間程度のフィレンツェ滞在

わずか4時間程度のフィレンツェ滞在

ボーヌ滞在中にフィレンツェの宿の予約を取ろうとしたら、安い宿はどこもいっぱいだった。そこでピサに宿をとることにし、フィレンツェはちょっとだけ。

遠くからでもすごいオーラ

遠くからでもすごいオーラ

サンタマリアデルフィオーレ。近くによるともっとすごい。

いよいよ近づく。

いよいよ近づく。

広角レンズに収まらないということは、つまり視界一杯がこの建物ということ。造り込みの細かさにもただただ目を奪われる。

ついにやってきましたー!

ついにやってきましたー!

しかーし、入場のためには長蛇の列に並ばなければならない。というわけで断念。また来ようっと。

大聖堂のある生活

大聖堂のある生活

このドゥオモ広場に通ずるいくつもの通りの出口をふさぐように大聖堂はある。だから、「えっとぉ、通りの出口に大聖堂が見えたはずだからあ」という覚え方はできない。それをやって失敗した当人が言っているんだから確実だ。

お墓参り

お墓参り

ちかくにあるメディチ家礼拝堂はすんなり入れた。といってもここもすごい。ミケランジェロ設計で、彼の彫刻もある。というわけで、フィレンツェで我々がやったことは、縁もゆかりもないご先祖様のお墓参りなのであった。

昇天

昇天

とはいえ、彼らメディチ家が芸術の庇護者であったおかげで、我々はフィレンツェに来ようと思い、ここに立っているわけで、おまけにこんないいものも見せてもらっている。感謝せねばならぬ。入場料が高いとか言っている場合ではない。 ・・・ないのだが、出費というのはつらいものなのだよ、貧民としては。

りりしいフィレンツェ市警

りりしいフィレンツェ市警

しかしやってることは駐禁取締り。どこの国でも取りやすいところから取るのはいっしょ。

広場で

広場で

大道芸人やストリートミュージシャンがいる。一番儲けていたのは、このシャボン玉のニイちゃん。そりゃそうだ。子供がこんなに喜んでるんだもの、親としては投げ銭せざるを得ない。 しかし彼のいちばんの功績は、この広場の雰囲気を華やかにしてくれたことかな。

いましたいました。

いましたいました。

ブランドもんショッピング客。やっぱアジア人が多い。みんなこんな風に旦那にプラダとか持たせて歩いている。とくにこのご夫婦は、さあ行くわよとばかりに肩で風を切って歩く奥様と、よたよたとついていく旦那様の組み合わせが絶妙。マンガみたい。

この人ごみは何事?

この人ごみは何事?

実はここから先は橋の上なのです。「橋の上の」両側には高級宝飾店が並んでいます・・・ってどういうことか良くわからない?

ポンテベッキオ

ポンテベッキオ

こういうことです。フィレンツェらしい景色としては、これが一番見たかった。

そろそろ駅に向かわなくては

そろそろ駅に向かわなくては

ああこういう路地大好き。

ああもうたまらん。

ああもうたまらん。

いいよいいよ路地、最高だ。

フランス人だけじゃなかった。

フランス人だけじゃなかった。

この間違ったドアノブの位置。デザイン重視なのか?

フィレンツェ駅構内

フィレンツェ駅構内

日本のように改札口というものがないので、すっきりしている。右手にはイタリア新幹線フレッチャロッサや、フェラーリデザインで有名な「新」新幹線イタロなど、かっこいい電車がいっぱい並んでいるわけだが、我々が乗るのは当然鈍行。ここから本日の宿泊地ピサへ。

トレニタリア

トレニタリア

ここからはトレニタリアのお世話になります。トレニタリアは民営化された元国鉄。JRみたいなもの。

ピサ駅ホームにて

ピサ駅ホームにて

トレニタリアとは違う色の列車がやってきた。車体に描いてあるのはOBB、つまりオーストリア国鉄のロゴ。QBBじゃないですよ、チーズじゃないんだから。 でも後ろに何か連結している・・・。

ふぇ・ふぇ・ふぇらーり!!

ふぇ・ふぇ・ふぇらーり!!

日本にも昔カートレインというのがあったなぁ。列車に乗っけて車ごと旅行できるやつ。 フェラーリが何台も積まれていて壮観。周囲の人たちもスマホで撮影している。

本日の宿 ホテルテルミヌス&プラザ

本日の宿 ホテルテルミヌス&プラザ

ピサ駅徒歩3分。パチンコ屋かラブホかといったライトアップ。しかし良い宿でした。今回の我々の旅で、唯一ホテルマンっぽい人たちのいる、というか正々堂々、ホテルに泊まりました、と言えるホテルだった。当然我々からすると割高なわけだが、「ホテル」としては安い方。おすすめ。

ピサの夕暮れ

ピサの夕暮れ

緯度が下がってきて、日暮れの時間が少し早くなってなんだか落ち着く。さあ晩飯だ。

ピサの夜

ピサの夜

いつもの通り直感で店を決めて突入。本日は大当たり。シチリア人経営で地元の客ばかりの小さな店だった。キッチンの頑固親父と、その娘夫婦といった感じの家族経営。なぜ娘夫婦と思ったかというと、若旦那のお人よし振りを見て、ああこの人はマスオさんだな、と思った次第。 マスオさんは、ツーリストの僕らにリモンチェッロをごちそうしてくれた。いい夜だった。

5月17日 今日は遠足

5月17日 今日は遠足

斜塔はあとまわしにして、今日は電車でお出かけ。向かうはお隣り、リグーリア州(ピサはトスカーナ州)の世界遺産「チンクエテッレ」。 画像はイタリア普通列車の座席。なんとスポーティなバケットシートです。固めの座り心地でイタリアらしい。意外にレカロ製だったりして。

ラ・スペッツィア

ラ・スペッツィア

この港町で乗換。地理的には小田原みたいなところ。駅近しか歩いていないけど、なかなかステキな街です。

根府川駅?

根府川駅?

たしかに小田原から熱海方面に向かった先にあります、こういう景色、こういう地形。

ヴェルナッツァ駅に到着

ヴェルナッツァ駅に到着

地中海に急激に落ち込む崖の隙間にある5つの村の総称がチンクエテッレ。小田原・熱海間にも似たような地形があるが、ここの村々は要塞都市として作られている。

ヴェルナッツァ駅

ヴェルナッツァ駅

プラットホームは大半がトンネルの中。

さすが世界遺産

さすが世界遺産

観光客が多いです。どこの初詣の混雑かと思う。

南国!

南国!

といってもイタリアではかなり北のほうなんだけどね。

カラフル!

カラフル!

塗装がいい具合に色あせ、禿げちょろけているのがいい。

飛び込みたい!

飛び込みたい!

・・・おっと、俺は泳げないんだった。

要塞都市

要塞都市

守るに易く、攻めるに難い地形。鉄道が通るまでは、主な交通機関は船だったらしい。

特等席

特等席

今思えばここで飯食っておけばよかった。

この村で暮らすには

この村で暮らすには

強靭な足腰が必要と思われる。・・・が、うちの近くの農家のご老人たちには楽勝か?

ヴェルナッツァ

ヴェルナッツァ

歩いているだけで楽しい。

いいねえ

いいねえ

なんというか・・・

なんというか・・・

いままで見た中でもっとも幸せそうなネコ

村中が迷路

村中が迷路

どこにつながっているのやら

昼飯はここで。

昼飯はここで。

ややハズレ気味

すごい開き直り

すごい開き直り

当店の料理は凍っていることがございます。 ・・・文字がもう少し大きめだったら、好感度大だったろうけど、もう一頑張り。

ぶらり途中下車

ぶらり途中下車

思ひ立ちて別の村も尋ねてみむとす。 二つ隣のマラローナ。ん?マロラーナ?マラドーナ?

正解は

正解は

マナローラでした。

地形が急峻

地形が急峻

ヴェルナッツァよりは小ぢんまりしているが、地形がより急峻。ここを超えていくトレッキングコースがあり、海沿いの村ながら山道具屋が2軒もあった。

マナローラ

マナローラ

これこそおもちゃのまち

これこそおもちゃのまち

ぶどう畑は棚仕立て

ぶどう畑は棚仕立て

といっても日本の棚の仕立て方とはだいぶ違うけど。

高所恐怖症では作業ができない。

高所恐怖症では作業ができない。

一旦コケると大怪我必至だ。命までとられかねない。

今日の晩飯

今日の晩飯

夜は慎重に探して当たり。

とはいえ魚介類は

とはいえ魚介類は

けっこう大味。あ、でも甲殻類や貝類はおいしい。

地ワイン

地ワイン

この村産のワイン。ここを取り巻くどこかの畑から撮れたブドウででできたものだ。コクがあって、輪郭のはっきりとした味。おいしい。

ここ、海抜何十メートルかの地点なんだけど・・・。

ここ、海抜何十メートルかの地点なんだけど・・・。

少し下のほうには海面に船を降ろすクレーンがあるのだが、昔はどうしていたんだろう。

いよいよお別れ

いよいよお別れ

何の思い入れもなく、気まぐれで訪れたチンクエテッレ。こんなに素晴らしいところだとは思わなかった。次回はぜひここに泊まってトレッキングをしようと誓う。

このトンネルを抜けると駅。

このトンネルを抜けると駅。

さようなら

マナローラ駅ホームにて。

マナローラ駅ホームにて。

左の奴はボケーッとしてるし、右の奴は動き回ったりアクビしたり落ち着きがない。我々自身を見ているかのようだ。

ピサへ帰る

ピサへ帰る

車窓から

5月18日 ピサを離れる

5月18日 ピサを離れる

そしてローマへ。しかし何かやり残したことがあるような・・・。 画像は99centshop。 いわゆる百均。他にもインドや東南アジア系移民がやっているミニマーケットが重宝しました。

あ、そうだ大事なことを忘れていた

あ、そうだ大事なことを忘れていた

・・・というぐらい、昨日のチンクエテッレ遠足は充実したものでした。とはいえこれを見ずに去るわけにはいかない。リーニングタワー。 噂にたがわぬ傾きっぷりだ。

足元はこんな感じ

足元はこんな感じ

ここも長蛇の列。

ここも長蛇の列。

いやー登れなくって残念だったよ。(by高所恐怖症)

お前もか

お前もか

よくよく見ると、この広場にあるすべての建物が斜めって見えてきた。そんなわけはないのだが。

ひょっとして平衡感覚が狂ったか?

ひょっとして平衡感覚が狂ったか?

なんだかだまし絵の世界にいる気分になってきたが、後で調べてみると自分の感覚が正しかったらしい。地盤せいで、どこも大なり小なり傾いているとのことだ。

こらやめろ

こらやめろ

ピサ名物、記念写真のために斜塔を支えるポーズの観光客をいたるところで見かける。ところが良く見ると逆に押し倒そうとしたり蹴り倒そうとしているポーズのヤカラのほうが多い。そりゃ傾くわ、斜塔。 画像は身内からの攻撃も受ける斜塔。

ピサ警察

ピサ警察

アルファロメオ。かっこいい。この車にだけは、後部にトラみたいなマークがついていた。日本でいえば交機みたいなエリート部隊だったのかもしれない。

さよならピサ

さよならピサ

いい街だったよ。

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