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01 2310時富士スバルライン五合目出発.JPG

富士急ハイランドそばにある北麓駐車場に停める。1台1000円也。近所で夕食をとり、2200時発の最終便のバスで五合目へむけて出発。

02 2326時登山道入り口.JPG

林道をゆるゆると下って登山口へ。当然帰りは上り坂になるわけで、行程の最後がだらだら坂というのは結構きつい。

03 0048時七合目.JPG

富士の強力は小股で歩くという。その歩行法に倣って極小股で高度を稼いでゆく。傍らを欧米人グループが大股で追い抜いてゆくが、たいてい小屋前で大休止をしているのを追い抜くことになる。速ければいいというものではないのだが、要は自分に合った歩き方を会得した方が楽という話。

04 0158時八合目.JPG

案外あっさりと八合目到着、と喜んでいてはいけない。この八合目が結構な曲者なのだ。

05 0309時本八合目.JPG

八合目の上に本八合目がある。八合目と本八合目の区間は、七合目と八合目の間よりも長い。それを知らないと、かなりの落胆をする羽目になる。知っていてよかった。 単調な登山道の富士登山では、メンタル面の維持が重要。特に夜間登山ともなるとなおさらだ。

07 0341時八号五勺.JPG

さらに上には八号五勺というビミョーな代物まである。

08 0410時.JPG

この富士登山に先立つ10日ほどの間に、我が家の裏山である美ヶ原王ヶ頭(2000m)に2回、乗鞍岳(3000m)に1回登って高度順応をしていたが、さすがに8合目以上に行くと少し息苦しく、頭がわずかにクラクラしてきた。順応のために15分ほど中休止をとる。

09-1 0403時夜明け.JPG

天気がいい。運が良かった。

09-2 0413時.JPG

うっすらと明るくなる。眼下に山中湖が見えてきた。

10 0428時.JPG

このペースだとご来光はかなりいいポイントで見られそうだ。

11 0423時九合目.JPG

今まで達した最高高度3190m(奥穂高岳)よりもはるかに上にいる。今回の富士登山は標高3000m台後半の環境下における自分の体の変化に対する好奇心から計画したものだったので、かりに高山病でここで撤退していたとしても十分に満足だっただろう。

12 0430時.JPG

巡礼 という言葉が頭をよぎる。ここは狩猟採集などの生活に密着した登山とも、近代的スポーツ登山ともかけ離れた場所なのだ。

13 0431時 迎久須志神社2.JPG

そろそろご来光だ。このあたりに尻を据えてご来光を迎えることにする。下のボロ屋根の下が迎久須志神社だ。

14 0448時 日の出直前.JPG

地平線の下にある太陽の反射が見える。

15 0450時 日の出始まる.JPG

今ここにいる幸せ。

16 0452時 日の出中.JPG

ほんとうにあれよあれよという間に昇ってくる。

17 0455時 日の出終了.JPG

これで一日が始まるわけだが、注視していた自分としては、終わった、という妙な感慨。

18 0458時.JPG

山頂へ向けて。

19 0504時.JPG

はためく日の丸が極地感を盛り上げている。

20 0509時 山頂着.JPG
21 0625時富士宮口山頂 郵便局.JPG
23 0642時 剣ヶ峰山頂.JPG

いわゆる3776mの地点まではご覧の通りの行列。行列嫌いだが、さすがに並んでしまった。20分かかりました。

23-2 0713時.JPG

はい、ここです。

24 0817時 下山開始.JPG
25 0907時.JPG

富士の山小屋への補給は、ご覧のようにブルドーザーによってなされる。知ってはいたのだが、いざ目の前で見るとその非現実感に圧倒される。極地感というか、もう他惑星感すら感じる。

26 1033時.JPG

六合目までの道の途中で、観光用の馬の客待ち。馬方のおじいさん二人の体育座りが可愛かった。

27 1045時 六合目まで下山.JPG

あと少し。

28� 1113時 スバルライン五合目まで下山.JPG

穂高から上高地へ下山した時とは比べ物にならぬくらいの、俗世界に引き戻された感覚。

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